VISION

見えないものとの共創

文化工学研究所は、工学的解析と文化的洞察を統合し、環境・場所・人の関係を設計します。

建築を「形」からではなく、目に見えない風・音・熱、そして土地の記憶や生活行為といった条件と関係性から捉えます。

土地の資源を丁寧に読み解き、そこに潜んでいた価値や魅力に人々が自然と気づける環境を目指しています。

APPROACH

文化工学的設計

1|文化工学の根本

文化工学の根本には、「もったいない」という感覚があります。それは、資源を節約するという意味だけではありません。
そこにすでに存在している資源、環境、記憶、生活などが、本来もつ力や意味を、十分に発揮できていない状態への違和感です。

2|見えないポテンシャルを読み解く

私たちは、風・音・熱のような目に見えない環境要素を、流体、音響、温熱環境シミュレーションなどの工学的手法によって可視化します。
それは環境を操作するためではなく、その場所がすでに持っているポテンシャルを深く理解するためです。

3|数値化できないものを無視しない

同時に、その土地に積み重なってきた歴史や文化、人々の身体の使い方、滞在のリズム、素材への感覚といった、数値化しにくい要素も重要な設計条件として扱います。
文化工学では、文化的条件と工学的条件を、対等な設計条件として扱います。

4|五感をとおしての設計

設計のプロセスにおいて、文化的・工学的な条件が、五感をとおして人々の振る舞いにどのように影響するかを踏まえ、それらの条件の間に関係を築いていきます。

たとえば、光の入り方や音の響き、温度や素材の触れ方が、人の居方や動きにどのように影響するかを検討して設計します。

5|「勿体ある状態」をつくる

文化工学研究所が目指すのは、そこにあるものが価値をもって存在し、互いに関係し続ける「勿体ある状態」をつくることです。
環境・場所・人が、無理なく関係し合い、その場の価値が自然に立ち上がってくる。
それが、文化工学的設計アプローチによって生まれる環境のあり方です。

PROFILE

株式会社 文化工学研究所
一級建築士事務所 兵庫県知事登録 第01A04767号

北川 浩明  代表取締役

一級建築士(登録第364895号)
兵庫県建築士事務所協会 常任理事、神戸芸術工科大学 非常勤講師

2008年 京都工芸繊維大学大学院修士課程建築設計学専攻修了後、渡英。2008年より2013年までAlhadeff Architects(ミラノ、イタリア)勤務。イタリア、イギリス、スイスでのプロジェクトを担当。
2009年より2010年まで設計事務所勤務と並行してミラノ工科大学大学院修士課程建築エンジニアリング専攻にて環境工学を学ぶ。
2018年㈱文化工学研究所を設立。

北川 聡一  専務取締役

花山宇宙文化財団 常務理事
花山星空ネットワーク 理事

1980年 京都大学大学院機械工学修士課程修了後、㈱神戸製鋼所に入社、機械部門にて主に圧延機の設計・開発に従事。2011年 理事、九州支店長。2014年 神鋼テクノ㈱常務取締役。
2017年より京都大学宇宙総合学研究ユニットの非常勤講師として理学研究科附属の花山天文台の活動に携わる。
2018年に㈱文化工学研究所の設立に参加。

Access

STUDIO

〒652-0831 兵庫県神戸市兵庫区七宮町1-3-4